追走する才能たちへ

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見返り求めず愛すること

《2022.04.26投稿》

 

ミュージカル『犬との約束』

東京公演おつかれさまでした!

 

ELFぶりのミュージカル!ミュージカルでは初の主演!パワーアップした織山くんが観れて幸せな10日間でした〜!大阪公演も沢山の方に感動が届きますように!

 

 

高校を卒業して社会人、そして成人となった織山くん。字面で見たら"大人"になった織山くんに会いに行ってるんだけど、そこにいたのは学校に行くはずの年齢の優しさでいっぱいの"男の子"でした。

 

1幕で登場したダニエルの穢れを知らない純粋で綺麗な瞳が眩しくて眩しくて。綺麗でまんまるのビー玉みたいで忘れられない。貧しくて学校にも通えず、亡くなったお父さんが残した農場を大切にする母のメアリー(三倉佳奈さん)を思いやり、支える優しい男の子。

 

ダニエルはつらい生活をしてまで農場を守ろうとするお母さんのことが心配で堪らないんだよね。つらいことをお酒と一緒に飲み干すというメアリー。つらいことを飲み干すためのお酒なのにそうは見えないダニエル。「大人って何でお酒飲むんだろう」つらいことを飲み干して誤魔化すお母さんを見るのはダニエルにとってつらいはず。

  

 

そんなダニエルの親友、大切な家族の愛犬ラム。劇中にラムの姿は登場しないんだけど、織山くんの動きひとつひとつで、隣にいるラムの姿が思い浮かぶ。本当にそこにラムがいるみたい。足元をうろつきダニエルにちょっかいを出すラム。ご飯の合図に走り出すラム。おもちゃを投げたら取りに行って帰ってくるラム。お菓子をもらいダニエルに撫でられ喜ぶラム。落ち込むダニエルの気持ちに寄り添うように悲しい鳴き声を響かすラム。そこにいるんだ。ダニエルの横にずっとずっと。

 

『僕の親友 ずっと ずっと いつまでも』『僕の親友 ずっと ずっと 離れないでね』

明るくて可愛らしい"ずっと"の弾んだ声が頭に残る。もしかしたら離れることなんて実際に想像もしたこともないんじゃないかなあ。M終わりの「ラ〜ム〜?」の仕方ないなあ感と愛おしさの詰まった声がとびっきりの愛でした。『何倍にも 何倍にも』も"ば"が弾ける音で可愛い。日の光が反射して輝くシャボン玉が弾けるみたいな音。

 

そして突然やってくるダニエルとラムの別れ。久しぶりの買い物で帰りが遅くなったダニエルとメアリーが家に帰るとそこには既に息をしていないラムの姿。泣き崩れ叫ぶダニエル。綺麗な瞳から零れ落ちる涙。さっきまでの幸せでキラキラした輝きとは違くて涙が反射して光っている瞳。正直このシーンの織山くんの表情、ちゃんと捉えられたことないんだよね。私も号泣してしまっているので、一生懸命オペラグラスを構えても視界がぼやけて手が震えて耐えられない。だってさっきまで、"ずっとずっといつまでも"って言ってたんだよ。ダニエルのつらい生活の中のたったひとつの幸せがこんな簡単になくなっちゃうなんて。

 

ラムがいなくなってすっかり落ち込むダニエル。物音にラム!と反応するもラムはもういない。悲しすぎる耐えられない。『ラムがいないずっとずっといつまでも…』と涙をぼろぼろと零しながら声を絞り出す織山くん。『僕の親友』が『ラムがいない』になるなんて、誰が想像した?同じ調で歌うんだよ、ニ長調。全然長調の気分じゃないですけど(泣)しんどすぎ。

 

ラムのお墓でラムに会いたいとうずくまるダニエルの元にジョージ(横山だいすけさん)たちが通りかかり、事情を聞く。弁護するというジョージに対してお金がないから「ごめんなさい」と頭を下げるダニエルにまた心が痛む。弱いものは救われないことを知っているダニエル。それでもジョージはダニエルを救うと約束をする。『止まった時間が動きだす ラムのために』決意に満ちた力強い瞳からまだまだ零れ落ちる涙。

 

ラムを殺したマクレガー(岡幸二郎さん)のいるシガークラブへ向かう。シガークラブについたダニエルは俯いてめちゃくちゃ不安そうな顔をして手は服をいじいじ(可愛くて保護)このシーンのマクレガーとアレックス(神田恭兵さん)の言動、ジョージの行動、自分がされたら飛びついてキレちゃうだろうな。マクレガーとアレックスの完全に犬を馬鹿にした態度に、自分が馬鹿にされたようだとキレて出ていくジョージ。大人がおとなげなさすぎるダニエルを守れ。

 

そしてシガークラブから飛び出して行ったジョージを追いかけたダニエルのデュエット。私これがいちばんすき!Twitterにも書いたんだけど、明るいブルーの照明がすごく綺麗。そこまで明るいシーンじゃないのに違和感のないブルー。ちなみに私がいつも言ってる、"織山くんが似合う明るいブルー"っていうのは、50番台の緑っぽい青のイメージです。kappaの時のブルーの照明に似ていたなあ。歌的には『弁護士に』というフレーズが今回では珍しく低音で心地よいです。これくらいの音程が喉痛めず声出しやすいんじゃないのかな。

実は初日最初に目がいったのが、織山くんのワイヤレスマイクの位置なんだよね。他のキャストの皆さんは耳の上から頬骨に沿わせてマイクをつけているんだけど、織山くんだけ耳の下から口の真横についてるの。いつか織山くんも頬骨にワイヤレスがつけられるようになるといいなあ。そんな日がやってきたら私、幕が開いた瞬間泣いてまう、、、

 

 

話を戻しまして、、、ダニエルの言葉により再び何のために弁護士になったのかを思い出したジョージは裁判を開くも結果は呆気なく棄却、絶望するダニエル。可哀想すぎるダニエル早く報われて〜〜耐えられん。悔しそうに去る姿つらい、、、

 

メアリーとラムのお墓に行き、ラムと2人きりになると「ラムに報告できることがひとつもない」「ラム、あの日1人にしてごめんね。こわかったよね。」と伝えるダニエル。ここがほ〜〜んとにつらい。ダニエルなにも悪くないのに謝ることなんてないのに、心優しくて誰よりもラムを愛しているダニエルだからこそラムにつらい思いをさせたこと、裁判で守れなかったこと悔しいんだろうなあ。

『人を信じ思いやること 見返り求めず愛すること』『笑顔で君にいつかありがとうと言えるように』ラムから教えてもらったことをひとつひとつ大切にするダニエルの表情、きっとラムとの思い出を噛み締めていて穏やかで力強い歌声に感動が止まらない、、、『君にい↑つか』の"い"が高音なんだけど、あんまり1発で当てたことなかったな『君にい⤴︎つか』でいいのかな、どっちが正解???私はきっちり当ててる方が好き。音出してから上げていくのも感情的で伝わるものがあるけどね、、、!

このダニエルの歌(気持ち)を聞いていたジョージがダニエルに謝るんだけど、この時のダニエルがジョージは悪くないよって言ってるのマジで大人だなと思った、、、そんなに大人にならなくていいよ、、、

 

ダニエルの思いはジョージの心に響き、舞台はクライマックス!再審へ!ジョージのスピーチ中、目を瞑り、穏やかな表情でラムを思い浮かべるダニエル。1幕の最初と一緒だ、そこにラムがいるんだ。ダニエルの心の中にずっと。最初に見た幸せそうなダニエルを思い出す、ラムと過ごした毎日楽しかったね、一緒に過ごしたことないのにダニエルの伸び伸びとした姿が思い浮かぶ。

結果、裁判長にもジョージのスピーチはしっかりと伝わり、ダニエルたちは勝訴!!喜ぶダニエルの嬉しそうな表情も最高なんだけどね、後ろにいるメアリーがしっかり息子のことを見て微笑んでるんですよ、、、母の愛、、、眼差しが愛、、、!!!マクレガーは農場をダニエルとメアリーに譲り、犬の保護施設を作ることを約束する。「他に何か望むことはあるか?」「ラムのために祈ってやってください」

 

フィナーレ。重唱。ダニエルを支えてくれた沢山の大人がダニエルを囲む。緊張感が緩み、タガが外れたようにボロボロと泣きじゃくるダニエル。最も感情的な涙。つらかったね、がんばったね、ラムもきっと見てる、大丈夫だよ。

悲しみは消えないけど笑顔でありがとうと言うよ』『僕の親友 ずっと ずっと 心の中に いつまでも』

 

 

織山くんの初主演ミュージカル(初主演自体はKappa)がこんなに穏やかで感動モノだなんて良くも悪くも思わなかったなあ。確実にKappaとのギャップなんだけどね!今回は6公演観て過去2作品と比べると少ない観劇数なんだけど、初日からのブレが少なくて驚いた。ELFもkappaも日を重ねるにつれてアドリブが増えたり、表情や動きのバリエーションが明らかに変わっていたけど、今回は常に高い位置の一定をキープしていたね。かと言って全く変わり映えがないというわけではなく、構成的にアドリブで違う台詞を入れることは難しいけど、表情や動きは毎日少しずつ違ってたはず。これが舞台の醍醐味です。この高い位置の一定は、クオリティを上げることではなく、クオリティを下げないことが何より大事で、あ〜あの日入っていれば良かったな、となるべく思わせないことが重要なことです。それができていました、とても良かった。東京千穐楽は相変わらずな面もありましたがそれはまあご愛嬌です、ラストだもの。頑張ってきたのは皆に伝わっている、愛されているからイレギュラーがあっても支えられた。

 

今回の舞台は初めてのひとり外部でもあり、ホール内は今までより落ち着いている雰囲気でした。立地もあると思うけどね!あの場にいたブルー、グリーン、ピンクのポップなチケットを握りしめた人は皆、織山くんの姿を観ようと時間を使ったんだ。薄々気づいていたとおり織山担はお姉さんが多めな中、高校生が制服姿で1人で静かに開演を待ち望んでいる姿を何回か見かけて、こういう経験で周りの良い大人から劇場での過ごし方、マナーの守り方を覚えてほしいなと思った。まあババアでもやるやつはやるけど、良い年して痛々しいくらいに思ってやって。

単番が多い舞台現場って好きなんだよなあ。私自身同担とお話する機会ってほとんどないけど、結局みんな同じ人が好きなわけじゃないですか。例えば今回だったらカテコでバイバイしてくれる織山くんみて、み〜〜んな尚大可愛いって思ってたじゃないですか???てか実際毎日誰かしらつぶやき声が漏れてたし!席のマウントとかで言ったらそりゃあ気にする人はバチるんだろうけど、そこにいる人がみんな目の前の人の良いところ沢山知ってる空間、好きなんだよなあ〜〜あの場にいる人で織山くんの評価上げるんですよ、私たちの態度で。うちの子がいちばんお芝居うまくて将来あるじゃないですか?(盲目)もちろん織山くんの実力のおかげでどんどん現場が決まっているんだけど、私たちの態度でも貢献したいです。これは見返りがほしいからではなく、織山尚大くんのお芝居、歌、ダンスが素晴らしいからです。節度のあるおたくでいるだけでいい、ただそれだけのこと、簡単なことです。

 

 

 

またグ〜〜〜ンと成長した織山くんの姿が見れて幸せでした〜!私もラムとダニエルが教えてくれたことを大切に過ごしていきたいです。

 

どうかKappaと発音してください。

《2021.06.15投稿》

 

河童の国から帰ってきました。もう第23号に会うことがないんだと思うと寂しいようなホッとしたような気持ちになる。

 

織山尚大くん初主演舞台『空想科学劇 Kappa』東京公演お疲れ様でした〜!!!無事一区切り終えられてまずは一安心だね。

 

90分、9日間、13公演。初日に第23号に会ったとき、私は、この重くて長くてずっしりとのしかかる圧力にぐったりと項垂れてしまった。

 

白衣の4人が過ごす、同じことの繰り返しの毎日は気味が悪くてとても気が滅入る。そんな毎日に第23号は発狂し、河童の国に転げ落ちた。

 

河童の国は人間の世界より遥かに暮らしやすそうに感じた。生まれることを拒むことができ、優等遺伝子と劣等遺伝子を掛け合わせて優等遺伝子を増やそうとしている。私たち人間は生まれても幸せになれない可能性や遺伝子に優劣があるという現実をまざまざと感じるけれど、河童の国で生まれたら生まれた時点でそんなこと気にしなくてもいいのだ。無駄な悩みが減りそうで率直にいいな、と思った。

 

 

河童の国に転げ落ちてからの第23号は純粋で生き生きとした"人間"でした。一生懸命思いを伝える喋り方の幼さと、好奇心に満ちてキラキラと輝く目、素直で伸び伸びとした身体の動き。マッグの死をきっかけに、少しずつその生きる美しさが欠けていってしまうのが、なんとも人間らしい。彼はきっと本来、感受性が豊かで沢山のことを吸収する人間だったのかなと私は想像しました。

 

第23号の心情はダンスでも表現されていました。大きく分けて3つ、①河童の国へ行く前の狂い出す第23号、②河童の国で明るく陽気な第23号、そして③人間の世界へと戻り苦しむ第23号。私はダンスの知識は全くないので、観て感じたことしか書けないのですが、①は音と光を効果的に使った雷に打たれるような衝撃があり、②は生きるエネルギーに溢れキラキラとした世界を感じ、③はまるでこの世界には自分1人だけでさらに目に見えない何かが襲いかかってくる感覚がしました。

 

個人的には②の河童の国にいるときのナンバーが好きです。特に、「バカだな」の流れから入るダンスが1番印象に残ってる。ポップな音楽と明るい鮮やかなブルーの照明、そして舞台を端から端まで使って伸び伸びと踊る織山くん。は〜〜〜思い出すだけで良い景色、、、目に焼き付けた。見れば見るほどこの世界が続けば良いのにと思いました。コングさん(マッグ)の歌に合わせて織山くんがダンス、青木くん(バッグ)がトランペットを吹き、会場はクラップで盛り上げる一体感も楽しかったね。とにかく、私は河童の国にいる第23号が大好きだった。私がメスの河童だったら絶対追いかけてたね、、、

 

①はたしかに精神病院にいる第23号なんだけれど、今までみたことのある織山くんのダンスに近い気がしたなあ。良い意味で織山くんらしい表現だな〜って思った。Island TVで出してくれたダンス動画みたときと同じ気持ちがした。だから観たときもそこまでビビらなかったというか恐れは少なかったな。ただ最後2.3公演、倒れ込んで起き上がらなかったのは本当にこの人帰ってこないかもと思ったね、いつもと違うことされるとびっくりするね、、、

 

そして③が本当になによりも恐ろしい。尚大の言う「命を削ったダンス」は本当に命を削っている。客席からは一切音を出してはいけない空気感、息を吸うことも瞬きすることも首を動かすことも全てに緊張感が生まれるあの瞬間。観ることに恐怖を感じつつ、1秒も見逃したくなかった。ジャニーズは良くも悪くも舞台公演期間中に成長していくので、初日と千穐楽では大違いだったね。初日からもの凄いものを観ているという気持ちはあったけれど、後半になるに連れ、これは第23号なのか織山尚大なのか恐ろしくなる一方で、観ている方も随分と精神を削られました。東京公演終えて私自身もずっしりぐったり、ただもうあの第23号に会わないと思うと少し心が軽くて、だけどちょっと別れが寂しい気がして、夏にザァっと雨が降ってサッと乾いてジメジメとしていくときの気持ちみたいな。

 

 

嫌なことからは逃げても良いと言うけれど、ずっと逃げることはできない。だから戻ろうと思うけれど戻ることが何よりも難しくて、逃げる勇気より戻る勇気の方が何倍も気力を使うんだろうな。耐えることがすごいわけでもえらいわけでもないし、逃げても苦しまないといけない。何が正解なんだろう。

 

 

 

河童の国から帰ってきた第23号は「河童」の文字を「Kappa」と発音できたのかな。河童の国では「河童」はなんて発音するの?教えて第23号。

 

 

 

 

 

 

 

織山くん東京公演本当にお疲れ様でした。中日あたりにふと、この人まだ17歳なんだよなあ……と思い出してびっくりしたよ、まだ高校生だってことが信じられないね。人生まだまだこれからだよ生き急ぎずにね。

 

 

 

海ちゃんのトレーナーをぎゅーーーっと抱きしめて、あいるのモコモコに癒されて、大切な人たちとたくさん笑って、美味しいものたくさん食べて、何も考えずゆっくり寝るんだよ〜〜〜〜私は死ぬほど努力できる織山くんが大好きだよ!でも他にもいっぱい好きなところあるんだ〜〜だから大丈夫だよ〜

 

 

 

 

織山くん、どうかKappaと発音してくだちい。

 

 

 

叶うならサンタ 信じるよ

《2020.12.01投稿》

 

ちょっと時間が経ってしまったけど、大昇くん織山くん「ELF The Musical」お疲れ様でした〜!!!!!!

 

幸せと成長を感じて毎日が楽しみな公演期間でした!

 

こんなご時世に全席詰めて初日から千穐楽まで無事終えたのは本当に奇跡だよね

 

久しぶりに会った織山くんはいつの間にか17歳になっていたしそこにいたのは織山くんではなく、ニューヨークのシティボーイ16歳のマイケル・ホブスでした!

 

圧倒的にダンスのイメージが強い中、織山くんが歌を頑張りたいと挑んだチャンスの舞台。

 

初日にママ(エミリー)役の香寿たつきさんとのデュエットを聴いた時に、この人本当にすごいなと震えたこと一生忘れない。グループだとなかなかソロパートはもらえないしメンバーには歌を得意としてる子もいる中、ちょっとだけ知ってる織山くんのアイドルとしての歌声、頭の中で想像したその声とは全く違う、感情が乗って聴きやすい歌声が私の耳に届いてきた。本当はクリスマスをパパと過ごしたい16歳の男の子の気持ち。真っ直ぐ伝わってきました。

 

ジャニーズ主催の舞台に立つこと、ドラマに出ること、どちらもとてもすごいことだけれど、ミュージカルに出ることはまた一味違う特別なことだと思う。ジャニーズの舞台はJr.が少し目立つことをしたってそれは向上心や個性として見てもらえることが多いけど、これはミュージカルではないことだと思う。歌もダンスもお芝居もキャラクターを保ちつつ他の人に馴染んで一体となって作り上げるって、さいっっっっこうじゃない?

 

お芝居から自然の流れで音楽に入るのってすごく難しいことだと思うんだよね。歌うぞ〜って歌い出すんじゃなくてスッと音楽に乗って歌い出す。しかもただ歌うんじゃなくて、台詞を言ってるかのように感情の伝わる歌。ただ歌が上手いだけじゃだめなんだろうなあ〜〜

 

その点、織山くんは2幕のデュエットの歌い出しがとても印象に残ってる。窓からサンタがソリで空をかける姿をみたマイケルは驚いた声で「ママ!ママ〜!」と呼びかけ、始まる歌。1回目の"ママ"と2回目の"ママ"の言い方の違いがとても良かった。驚きの"ママ"からの、呼びかけの"ママ"そして歌の流れが良いんだ〜〜〜

 

ちなみに、このシーン直前にマイケルとママは言い争いをしてマイケルがその場を離れようとするんだけど、そんな出来事があっても咄嗟にママを呼ぶマイケル、やっぱり家族思いの優しい子なんだよね。直接的に優しいなって思う行動ってあんまりないのかなって感じたんだけど、よく見てるとそんなマイケルの性格が織山くんの動きから伝わってくる。ケータイ触って澄ました顔してるマイケルの感情が豊かになっていく姿だいすきだな〜〜

 

例えば、バディが初めてスパゲッティを食べるシーンはフォークの使い方がわからないバディに何度も教えてあげて出来なくても微笑んで見守ってあげるし、パパが学校まで車で送ってくれるって言ったらドアマンのフランシスコのところまでノリノリで連れてってくれる。これオタクへのサービスみたいなとこももちろんあると思うんだけど、マイケルの少年らしさが現れる大事なシーンだなって思うし、普段の織山くんだったらこんなにはしゃいだ可愛い姿絶対見せてくれない(見たいけど)マイケルとバディの2人だからこそ見れるサービス、そんなのちょークールじゃん!!!

 

あと、2幕後半、バディがみんなでクリスマスの歌を歌おう!って提案するんだけど、大人はみんな歌うのはちょっと…みたいな顔するの、でもマイケルは最初にパッて目を輝かせて歌いたい顔見せてからパパとか周りの顔みてシュンってしちゃうんだよね。これすごい切ないんだけどちゃんと子供って感じが伝わってきてとっても好きな表現。サンタの姿も自分の目でしっかり見たし、大好きなパパともクリスマスを過ごせるようになった。すっかりサンタ信じるよモードなマイケルは、クリスマスの歌を歌うことへの抵抗ないんだよねきっと。1幕頭のマイケルならバカバカしいって絶対そんな表情絶対見せてくれないはず。マイケルの心の変化と周りの顔を伺っちゃう16歳の気持ちがもどかしい〜〜〜!!!!!(ちなみにここが個人的にいちばんすきだなって思うマイケルの表情)

 

他にもバディを探しに行こうとするシーンはまずママにコートを渡してあげる優しさあらわれててだいすきだし、マイケルの手紙がちゃんとサンタに伝わってたときのママに嬉しそうな顔するマイケルもすき、良い息子だ〜〜〜〜

 

 

そんなマイケルと同じくらい大好きなのが隠れ織(^_^)☆

まあみんなもう知ってるだろうけど、織山くんがアンサンブルの皆さんに混ざって2回ほど登場しててそれがまた最高にいい、、、1幕後半にバディとジョヴィがRockefeller Centerのスケートリンクでデートするシーンで、女の子にナンパしてる隠れ織がいるんだけど、女の子と手を繋いでちょっと滑ったら時計見てそのまま去っていくんだよ、、、なんだあの王子様、、、かっこつけてるのにたまにハケるときにコケそうになってるのもまた良い、、、

そしてそれよりだいすきなのが2幕頭のサンタの格好をした隠れ織!!!!!クリスマスにサンタの役目を終えた男たちが中華料理屋で呑んでるんですけど、その中によく見るとめちゃめちゃ顔がいいサンタが1人いるんだ〜〜〜〜肉襦袢着てもスタイル良いってどういうこと???ここのナンバーめちゃめちゃダンスするしめちゃめちゃ織山感強い踊り方してくるから織山担絶対すきだと思う嫌いな人いない絶対いない。あとプレゼントの袋を担ぐ時に袋を蹴りあげて(袋の中にバランスボールが入ってる)担ぐのがめちゃよい!!!!!

 

 

織山担だからめちゃめちゃ贔屓だろうけど織山くんがマイケルでよかったな〜〜って思うし、バディが大昇くんでよかったな〜〜大昇くんについて全然知識ないけど人柄の良さめちゃめちゃ感じるよね、じゃないとあんなにピュアなバディになれないよね!良い兄弟です!!!!

 

 

いろんなところで言ってるけど、織山くんのダンスも歌も顔も全部大好きなんだけど、私は織山くんの努力ができるところがだいすきです!尊敬しています!初日から7日間連続で観劇したんだけど、毎日見てても小さな成長感じるし、数日あけて観劇したらめちゃめちゃ進化してて驚きました!後半はアドリブもたくさん対応してて楽しかった〜〜!(本人はアドリブが怖かったらしいけど)

 

これから織山くんからこのミュージカル経験を通して学んだこととか思い出話が聞けるといいな〜!何年経ってもたまに初心に返ってELFの話してほしいな〜!またマイケルに会えたらいいな〜、、、(サンタさまおねがい〜〜)

 

織山くん初外部!初ミュージカル!とってもがんばりました!はなまる!天才!私はこれからも織山くんにミュージカルにたくさん出てほしいなって思ったよ!この経験が織山くんの新しいお仕事にまたつながっていきますように!ハートフルな毎日をありがとうございました🎅🏼🎁マイケルに想いを馳せるクリスマスを過ごします!!!(泣)ちょっと早いけどメリークリスマス👦🏻🤙🏻🎄💙

君は魔法 イリュージョン

《2020.03.03投稿》

 

コロナでそこそこ暇なオタクははてなブログを更新しようとおもいます。

 

2019秋

織山尚大くんと出会った秋』

 

私はA.B.C-Z戸塚祥太くんがリアコなので、A.B.C-Zの現場に毎年行っています。

えび担のお友達は作ったことがなくいつも単番。

『A.B.C座2019 ジャニーズ伝説』ももちろん単番でした。戸塚くんがリア恋枠なだけのおたくは、ライブも舞台もえびの現場は1公演と決めているので、2019年もこの1回を楽しみにチケットを持って日生劇場に向かいました。

 

私が入ったのは初日からしばらく経った金曜日の夜でした。初日にチラッとみたレポから、初演は戸塚くんがやっていたビング・クロスビーの役を織山くんが演じていることを知りました。「織山くんって松潤注目のJr.の子だよなあ、女装が可愛いってTwitterで見たなあ」くらいの気持ちでした。少年忍者の子であることはもちろん知っていたから「でも高校生くらいだよね…?大丈夫…?」という気持ちもあったし、期待と不安でドキドキしながら当日を迎えました。早めに日比谷に行き、ずっと欲しかったYSLの口紅を買い最高の気分の私は、グッズは買わず通路横の席に座り、戸塚くんを見るための双眼鏡を握りしめて幕が開くのを待ちました。

 

1幕はあっという間に終わりました。気がついたらいつの間にか織山くんを観ていました。幕間には珍しくグッズの販売所へ向かいました。少し悩んだけどせっかくの記念に、と織山くんのお写真を1枚購入。グッズを買うのは2018の光るライトニングケーブル以来2回目です。毎年観てるのにパンフも買わない私が、その日初めてみた織山尚大くんの写真を買っていました。びっくり。

 

2幕では織山くんの得意なダンスがたくさん見ることができました。believeがめちゃめちゃかっこよかった。またやってほしいなあ。今までのショータイムの中で1番楽しかった気がしました。少年忍者にいる織山くんを見てみたいと思った。

 

帰りは地下鉄のホームでこっそり織山くんの写真を眺め、「織山くんすごかったなあ、良いものを見たなあ」とホクホクとした気持ちで帰宅しました。花金に浮かれる街にひとりで歩く私もすっかり溶け込めるくらいに最高の金曜の夜でした。人にトキメクとはこういうことをいうんだなあ!出会ってしまったなあ!このドキドキは!

 

 

私は戸塚くんの音楽が大好きです。

特に好きなの曲は『Dolphin』

そして私は織山くんを見ると必ずこの曲のこの歌詞が頭を必ず過ぎる。

 

光ること恐れず飛び込めよ真ん中に!
君は魔法 イリュージョン
追走する才能たちへ
 

“意志の輝きってのは決して消えることがないんだな
一人一人に与えられた運命や宿命に近いのかもしれない
絶体絶命の夢を見たって ボーイズビーアンビシャスじゃなくたって
振り返らず 急ぎ足にならず ただ愚かに今を燃やしていく
深く息を吸い込んだら 思いきり潜るんだ
海底のそのまた底にある自分の意志を引きずり出す為に”
 

この曲は私にとって織山くんのテーマソング。

織山くんにぴったりな曲だと思う。織山くんの溢れる才能と個性、高校生ならではの疾走感。織山くんの明るい未来にこの曲を添えたい。

 

織山くんと出逢ったのがA.B.C座で良かった。

良い秋と巡り合わせてくれたA.B.C-Zに感謝し、最高のパフォーマンスを見せてくれた織山尚大くんをこれからも見ていきたいです。

 

 

この日買った口紅は最高にお気に入りの色になった。何もかも最高なこの日は私にとって新たなスタートになったと思う。冬はこの口紅をつけて織山くんに会いに劇場に向かいたい。